旧国道8号第3弾 福井県道204号大谷杉津線 前編
今回僕はついに巡り合ってしまいました。
敦賀で最もクオリティの高い廃道に!
それがここ!
件の道は敦賀市と南越前町を結んでいます。
そして地図を見れば判ると思いますが、この道にはとある事実が。
2013年5月現在、この道は現役県道なのです。
その道の名は
福井県道204号大谷杉津線(おおたにすいづせん)
衝撃の県道の全貌を今、ご覧にいれましょう!
ここはこの県道の事実上の終点である国道8号との交差点です。
この先は越前河野しおかぜラインと呼ばれる元有料道路(平成20年無料開放)で、8号の混雑を避けながら国道305号に抜けることができる為、多くの車が利用しています。
もともと展望に優れる道なので、観光客の利用も多いようですね。
ちなみにこの越前河野しおかぜラインは南越前町側の半分が福井県道204号に指定されています。
つまりこれから走る道としおかぜラインは、バイパスと現道の関係にあるとも言えますね。
あれがこの県道204号現道唯一の信号機。
あそこを右折するのが、福井県道204号。
直進はしおかぜライン、敦賀側はこちらも同じく県道204号に指定されています。
しおかぜラインは途中から国道305号に指定変更されていて、なんとも微妙な起終点となっています。
一旦しおかぜラインに入って、チャリに乗り換えました。
交差点の先はこんな感じ。
どこかで見た雰囲気の道じゃありませんか??
道に張り出す大樹。
ゴールデンウィーク中の探索であることがばれ、軒先の日の丸ととてもマッチしていました。
なんとも心が落ち着く光景です。
大比田集落と元比田集落の間には、昔ながらと思われる立派なお地蔵様がありました。
ここで手を合わせて、旅の安寧を祈ります。
ここで封鎖来た!!
しかしなんかやたらと簡単な封鎖ですね。
なんか冬期封鎖みたいな止め方です。
まぁなんにせよ、脇をすり抜けていきましょう。
奥には畑があったので、これの為の簡易的なバリケードだったのでしょう。
作業してるおばちゃんの怪訝そうな目をかいくぐり先へ進みます。
畑を過ぎれば道はもう虫の息
いいねぇ。
こういう景色が見たかったんだよ!
勢力を増す草木の攻撃をかいくぐり、先に進むといよいよいそれは見えてきます。
本格封鎖現る!!
片側で2つ目の封鎖、この先はいよいよ本格廃道となっているはず。
さぁ見せてみろ!
敦賀の廃道の実力を!!
封鎖の先には落石がちりばめられた区間がありました。
しかし時折人は入ってるのかもしれません。
除去された様子が見てとれました。
倒木が切られてる。
これは確定的ですね。
少なくともこの地点までは人は入ってるということ。
オブローダーとしてはちょっと残念です。
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