福井県道２４８号武生池田線　中編

単独区間入り口から「素っ裸の山道」全開の福井県道２４８号。

入口からこの状況というのは正直頂けない。

途中からなら「部分的に未舗装区間が残ってるのか」くらいのもんですが、初っ端からってことは「舗装する気ゼロ」を最初から公言しちゃってるようなもん。

この状況どこまで続くのか・・・。

分岐からなかなかの勢いで下りだす２４８号。

まぁ当然、国道や他の県道が迂回している部分を強引にショートカットしているわけなんでね。

勾配も線形もそりゃ無茶なものになるわけですよ。

林道だよこんなもん。

どっからどう見ても林道。

まぁちょっとフォローするなら走りやすい林道だよ。

前編の地図を見た方ならわかるでしょう。

ここから僕の大好物、アレのラッシュが始まります。

隧道じゃないよ？

ヘアピンカーブ！！

第２ヘアピン

ここはＲが相当小さいので注意が必要です。

なにせてぃーだくんは一発で曲がりきれませんでした。

腕次第かもしれませんが、相当神経使います。

そしてここで飛ばせば１００％死ねます。

比較的短いスパンで連続するヘアピンの合間にドキッとする光景が。

この道最大の敵。

それは倒木。

過去通れなかった回数は２ケタを越えますが、その理由の大半が倒木です。

どけりゃいいってだけなんですが、この整備状況じゃね・・・。

第３ヘアピン

相変わらずＲの小さい運転手泣かせのカーブです。

こすらないと曲がれません。

夏場ならさらにでしょう。（５月２５日探索）

車の傷はオブローダーの勲章！！

・・・ごめんよ、てぃーだくん・・・。

第４ヘアピンはこれまでに比べればかなり緩めです。

しかしここはまだ崖の中腹・・・先は長いです・・・。

第５ヘアピン

これはなかなかえぐってます。

僕はこの一回逆に振ってから急転回する、「えぐり込み系」のヘアピンカーブが特に好きです。

U字よりΩ字系ですね。

この道の中では２番目と５番目が好きですね。

どうでもいいですか、そうですか。

第６ヘアピン

これも緩いですね。

しかしだいぶ下界に降りてきた気がします。

第７ヘアピン

ヘアピンの見本市のような状況になってきた！！

ここまできたら冗長になってでも全部載せてやりました。

このわずかな区間でヘアピンカーブ７連発。

延々と続く未舗装の九十九折れ・・・、

県道という意識はこの時点で忘却の彼方です・・・。

崖から転がり落ちるような九十九折れ区間は終わっても、「素っ裸の山道」は未だ続きます。

ここから先、道は新たな顔を見せてくれます。

少しずつではありますが、麓が近い雰囲気が漂い始めました。

まぁこの辺は林道が好きな人ならわかると思います。

植生なのか、道の作りなのか、勾配なのか、それらすべてを含んだ景色なのか。

あの感覚を味わうと嬉しさと寂しさが同時にこみあげてきます。

前後編にするつもりだったのに終わらなかった！！

後編に続く！！