旧国道8号第9弾 金ヶ崎ー阿曽 謎の遺構現る編
えらいことになってる。
えらいことになってるぞ。
蔦が体のありとあらゆる部分に絡みつく。
蜘蛛の巣に絡まった虫ってこんな気分なんだろうなぁ。
全力で体を動かし、蔦を引きちぎりながら前進を開始します。
相変わらず平場はある。
山側は削られている。
だが進まない。
5m進むのに1分近くを費やす状況にいい加減心が折れてきました。
この最悪の激藪区間いつまで続くんだ。
んぬぅぅううぁぁぁぁああああああ!!!
もう無理だ!
これ以上進めない!!
海岸にエスケープ!!
なんぞこれ???
石垣の反対側はこの状態。
他とは一段高くなってますが、路面と思しき所とは1段低いという状態です。
そして石垣が支えていたと思われる場所に土はなく、もはやただの石の壁のようになっています。
マジでなんだこれ・・・。
そしてこの辺りから道の痕跡を完全に見失いました。
しまった。
やられた・・・。
とりあえず先へ進むしかないな・・・。
ここには入れない・・・!!
ここはいばらの壁が立ちはだかっている!!
退散!!退散!!
実に恐ろしき藪区間。
再び謎の石垣のあたりに降りざるを得ませんでした。
しかしここでも・・・、
こんな感じの平場が見えるんですよ
まさかの旧旧道??
いやまさかな・・・。
歩けば歩いただけ、わけわからんくなってきた!!
藪が収まったのを狙って再び崖に取りつきました。
そしたらやはり存在する平場。
これは確定的だと思うんだよなぁ・・・。
見えますよね??
素直に岬を回る昔ながらの旧道の姿。
個人的にはこの平場は旧道と確定したいと思います。
理由として、
1.明治時代の切り通しにしては現道の切り通しの規模がデカすぎる
2.山側にそれらしい峠は見られない
3.かなり不鮮明ながら平場が存在する
4.石垣が存在する(実際の関連性は不明)
このようなことが上げられます。
それならば最後の接続部、そこがどうなっているか見ないわけにはいきません。
阿曽隧道までもう目と鼻の先、
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