滋賀県道531号藤川春照線 後編

これは狭い。

前編から続く、ここはまだ序の口。

これから住宅街にぽっかり空いたワームホールのような世界に導かれます。

狭さで言えば最狭クラスじゃないか??

もちろん車両通行可能な県道でという注釈つきですが。

三重県道650号を夜通ったらこんな感じか。

夏草のせり出しで余計狭く感じます。

三重r650どころじゃない。

完全に越えている!!

しゃりおくん、タイヤが半分路肩に出ております。


ちなみに今だからこんな冷静にレポしてますが。

現場では発狂寸前です。

つうか大丈夫なんだろうなこの道!!

俺はどこに連れて行かれるんだ!?

こんなに先行き不安な道は久々だ。

いつもと違う意味でドキドキする!

大丈夫、地図上では道は繋がってる。

行けるはずだ!!

薄暗い木立を抜けると少し視界が開けてきて、道幅もマシになりました。

この極狭区間はあまり長くはありません。

再び木立に入ると、車の音が聞こえてきました。

あとちょっとか・・・、

デカい道でたー!!

坂浅東部広域農道

(さかあさとうぶこういきのうどう)

なんだけど、この区間だけは滋賀県道531号です。

道の格的には県道が農道を吸収した形のはずが、どうみても県道が農道に取り込まれてます。

つうか勝負にもなっていません。


まぁ「さかあさ」って語呂が悪い気が・・・。

坂田郡と東浅井郡ってことか・・・。

そんなことを考えていたら、僕はここでとんでもないミスを犯していたのです!!

詳しくは最後に・・・。

次に出てくる信号を右折します。

しかし雨が強まってきた・・・。

右折したのがこの写真。

この写真のちほどとっても重要になってきます。

理由は最後で・・・。

そして反射板付きの交差点を左折。

順調順調!

メテオ!!!!

・・・・・・・いやちょっと調子乗りたかっただけです。

ここで別の道と合流すると道は一気に下り始めます。

街灯付きとはレベルが上がったもんだ・・・。

いよいよ夕方というより夜になってきました。

いい加減見えなくなってきたな・・・。

勾配が落ち着いてきました。

住宅街の中をつらぬく県道。

普通の顔をしてますね。

まさかの直進かとも思いましたが、ここは道なりに右カーブ。

暗いと案内が欲しい場面です・・・。

最後の最後まで細いのか。

尻すぼみにもほどがあるだろ!

まぁ実際は中間部が一番ひどいんだけど・・・。

再び轟音が近づいてきました。

こうなればゴールはあと少し。

日没ぎりぎりセーフ!

国道365号

ここはもう岐阜県不破郡関ケ原町との県境間近。

すぐそばで先ほどの坂浅東部広域農道も国道365号にぶつかっています。


さぁこれでやることやったし、四日市に妻と子ども迎えに行こうか・・・。

一応地図確認しとくか・・・。

ん?

真ん中右側・・・。

んん・・・!!

んぐあぁぁぁああああ・・・・!!

痛恨の道間違い!!!

しかし何より恐ろしいのは・・・、

道の分岐を発見できなかったという事実!

この辺りから道は右に伸びていって・・・、

この辺で道がぶつかっているはず・・・。

しかしそんな道ぜんぜん気づきませんでした。


これから言える事実は一つ。

完全廃道状態

ここの完全解明にはこの時間からじゃ遅すぎる・・・。

完全解明!!

この道往けば act2

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