永谷坂峠 後編

なかなか長い福井県道・京都府道1号。

今回は前編で京都側、後編で福井側をレポしたいと思います。

峠から道の様子は一変します。

京都側のなだらかさ、穏やかさは鳴りを潜め、荒々しい谷筋を走る峠道へと変貌します。

薄暗いし、峠らしくなってきた・・・。

ここが峠の名前の由来、「永谷」を形作る佐分利川(さぶりがわ)の最上流部。

源流にも近い位置と思われます。

雨のこの日はなかなか迫力ある滝となっていました。

こんな道の状況。

そりゃ崩落崩壊も起こります。

この日も崩れた路肩の補修の真っ最中でした。

雨の中お疲れ様です。

ロックシェッド完備か!!

さすが国道昇格を目指す道。

ある程度の実力を持っているということか。

僕の好物の一つ、駒止さんが大漁です!

景色と似合ってるなぁ。

この景色堪りません。

ヘアピン来たーーーーー!!

これが無いと峠レポって感じがしないんだよ!

終盤に来て盛り上がってきたじゃないか!!

そして狭溢も来たーーーーー!!

福井県側はなかなか本格的な峠の様相。

駒止がいいアクセントです!!

永谷坂とはおそらくこの区間のことを指しているのでしょう。

切り通しなどはありませんが、古来からの難所の雰囲気はあります。

古道もどこかにあるのかな・・・?

ヘアピンは一つじゃなかったのね。

しかしここは雨が似合う峠だなぁ。

というか僕は過去3度この峠を通っていますが、全部雨だったような・・・。

もしかして嫌われてる・・・?

道が平坦になればいよいよ下りきった雰囲気です。

隣の佐分利側も、もはや永谷とは呼べない穏やかさとなりました。

下りきった!!

大飯郡おおい町(おおいぐんおおいちょう)

県道府道1号の実質的な起点となっている町です。

旧町域では大飯町、その最も山側にあたります。

実はこの辺り、いくつも旧道らしき道筋を発見しています。

この橋なんかも怪しいですよねぇ・・・。

いずれチェックだな・・・。

遠くに巨大構造物が見えてきました。

あれは・・・、嶺南で今話題のアレだな・・・。

舞鶴若狭自動車道(まいづるわかさじどうしゃどう)

7月20日に全線開通した今話題の高速道です。

おかげで探索が楽になったよ・・・。

これに乗って帰るわけです。

そしてこの橋を渡った先で今回の探索は終了となります。

福井県側、最初の県道との交差点です。

福井県道16号坂本高浜線

こちらも2つの旧道峠を有する県道。

ここはちょっと気合いいるな。


何はともあれ、福井県の1号を攻める今回のレポは無事終了です。

また一つ福井の県道峠を極めたぞ!


以上、永谷坂峠編

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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