第2次紀伊半島遠征 国道25号非名阪 絡み始めた道編
天理ダムの天端を越えて道は続きます。
連なる山々は紀伊山地の雰囲気を残し、険しさを感じます。
まぁすぐ南はもう紀伊山地ですからね、この辺りは。
ダムの天端を抜ける国道はその後レイクサイドロードとなることが多いんですが、ここは比較的すぐにお別れします。
コロコロ景色が変わるのでドライブするにも楽しい区間ですね。
確かに立派な道です。
片側1車線が確保された国道として恥じることのないスペックの道です。
しかしどこかしら漂う見捨てられた感
これは僕がこの道の真相を知っているから感じるものなのでしょうか?
名もなき峠を越えて道は下りに入ります。
ここからまた、道の雰囲気は一変します。
片峠を越えれば、そこには集落がありました。
そう、ICのある福住集落です。
交差点も久しぶりだな・・・。
福住インターチェンジ
この辺りにはゴルフ場が多いので、利用者はけっこう多いみたいです。
インターを越えたら、そこにセンターラインはありませんでした。
いよいよ本気出してきたか。
いいぞ、これこそが見たかった姿だ!
集落の端には石仏がおられました。
古い集落にはよくみられますね。
手を合わせて先へ進みます。
しかし立派な石仏だな・・・。
センターライン復活!!
よかった。
まだ完全に見捨てられてはいませんでした。
山々の隙間を縫うように作られた集落を連絡するように、伸びていくこの道。
地域の人にとっては貴重な道となっていることでしょう。
幹線国道としては微妙ですが。
ダメですか
そうですか。
やはりここからは断続的に幅員減少が起こるようです。
オマケ扱い半端ないな・・・。
残念な感じになった道は細々と山すそを抜けていきます。
かつてはこの道が日本の主要幹線だったのです。
それもつい50年ほど前までは。
そう考えると、日本の経済成長って凄まじいものがあったんだと感心しますね。
この辺りは高原のような地形になっているのでいくつも小ピークを越えていきます。
その中に市境が混じってたりするので油断なりません。
さてここで、天理市を抜けて別の街に入ります。
奈良市(ならし)
県庁所在地!
南の山ん中ばっかりだから、初登場だぜ!!
とはいってもこの辺りは平成17年に吸収された地域で、かつては別の村でした。
山辺郡都祁村(やまべぐんつげむら)
大和高原の中心に位置する村で、なかなか難読地名です。
実はこの都祁村、平成3年に改称してまして。
読み方は同じですが「都祁」の「祁」を偏を「ネ」にしています。
変換でも出ないこの煩わしさ!!
そして再びインターチェンジです。
何気に、名阪国道を潜るときが一番狭いんだよね。
絶対もとはもっと広かっただろ!
一本松インターチェンジ
(いっぽんまつインターチェンジ)
ここもゴルフ場の利用が多いのかな?
目の前だしね。
なんかもう名阪へのアクセス路としか機能してなくないか?
あとは集落道路か・・・。
複雑な生き方だな・・・。
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