第2次紀伊半島遠征 国道25号非名阪 メインストリート編
奈良市を抜けだし、新たなステージに入る国道25号。
山辺郡山添村(やまべぐんやまぞえむら)
奈良県北東部では唯一の村。
実は先に出た都祁村などと共に奈良市に合併するか、村民投票まで行った歴史があります。
しかし反対派が多数を占め、単独村政が今も継続しているというわけです。
めでたしめでたしと言いたいところですが、実は裏話がありまして・・・。
住民投票が終わった後、村議会は翻意して、奈良市など関係市村に連絡をしたのです。
しかし一度、合併しませんと宣言したこともあり合併はまとまらず、山添村は単独で残っているとのことです。
いろんな考えがあるとは思いますが・・・、ちょっと優柔不断すぎやしませんかね・・・。
山添村に入るとすぐ現れるこの気になる光景・・・。
みつ蜂観音(みつばちかんのん)
ヤマト蜂蜜株式会社さんが個人建立したものなんだそうで、敷地内にある「ミツバチと生命館」のシンボルとなっていました。
ミツバチがいなければ、現代社会の食は支えられない。
だからこそミツバチに感謝しなくては!
そんな建立の想いに胸が熱くなりました!
側道離脱!!
願いが通じたのか、2つの国道25号はそれぞれ別の道を歩み始めました。
非名阪の方は遅瀬川(おそせがわ)に沿って独自路線を行きます!!
インターも交差点もないのに道が2車線に!!
どうした!?
どういう心境の変化だ??
この青看板・・・。
俺(非名阪)に対してってことでいいんだよね??(涙)
左折させられるけど、なんかそれだけで十分だよ!
目的地が名阪国道になってるけどそれでも十分だよ!!
俺の喜び返せ!!!
まさか200番台の純山添村県道(奈良県道244号毛原切幡線(けはらきりはたせん・レポ未))に片側2車線を奪われるとは思いもしなかった!
どんなけ格が違うと思ってんだよ!!
旧一級国道と一般県道だぞ!!
そして唐突にインターチェンジ。
そういえば忘れてたよ。
神野口インターチェンジ
(こうのぐちインターチェンジ)
直進すると名阪国道に入っちゃうパターン。
気を付けねばなりません。
結局集落道路に逆戻りじゃねえか。
しかしこれ集落道路とは言いつつも、この村の一般的な姿なんだろうなぁ。
そこで中心をぶち抜いているということはやっぱり大事な道。
国道の本質は道の立派さではなく、他県、他市町村といかに接続するか。
そう考えればこの道も悪くないのかもしれませんね。
この道も絶対まともじゃないだろ(笑)
奈良県道263号岩屋三ヶ谷線
(いわやみかだにせん・レポ未)
山添の県道は粒ぞろいですな。
これはまた来なくては。
そして少しずつ分かってきました。
この道は確かに幹線なんだということが。
この道は紛うことなく、
山添村のメインストリートなのです。
昨今の国道が都市部と都市部を直線的に結んでいるのに対し、非名阪は愚直に各市町村のメインストリートであり続けているのです。
俺今ちょっと、お前のこと好きになっちゃったぜ・・・。
緑の化けもんがメインストリートを襲ってますが・・・。
ここに旧道ありますとか言われても入るの躊躇うな・・・。
多分入るけど・・・。
ということは集落と集落を繋ぐ道はまぁこんなもんでしょうよ。
なんか温かい目で見られるようになってきた。
お前も頑張ってるんだよな・・・。
・・・でも白線くらいは・・・、
いや言うまい。
おお!
片側1車線!!
ということはメインストリート再び!!
大きなヘアピンカーブ、天理市の区間を思い出しますね。
ここを抜ければ山添村の中心部のはず・・・。
なんかすげぇ・・・。
紀伊山地の奥地に来たような錯覚に陥りました。
なんだろう。
斜面の家とかかな・・・。
ここが山添村の中心部。
真向いは山添村役場です。
右が非名阪、左は奈良県道・三重県道80号奈良名張線(ならなばりせん・レポ未)です。
そして左に行けば山添インターチェンジ(やまぞえインターチェンジ)もありますよ。
左はと言いましたが、この県道80号はここから重複しているので実質右も左もですが。
片側1車線の快走路。
素晴らしく走りやすいです。
これぞメインストリート。
県道80号のおかげとは考えたくありません・・・。
小学校もあります!(当たり前)
この手前の女の子、某有名サイトのアレを見てから夕暮れ時はちょっと怖いんだよな・・・。
さぁ、ここで疑惑の県道80号が離れるぞ!
道はどうなる!!??
持ち直した!!
いいぞ!
その調子だ!!
そのまま三重県まで行くぞ!!
神波多神社(かみはたじんじゃ)を過ぎると、いよいよ民家がまばらになり、県境の予感がしてきます。
しかし立派な神社だな・・・。
もともと大和国と伊勢国の国境であったため、厄災を防ぐ目的もあったんだそうです。
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