岡山遠征第4弾 岡山県道300号宇治下原線 前編
あいつはすごかった。
さすが全国にその名をとどろかす隧道。
現役でありながらその姿はまさに隧道の鑑ともいうべき存在です。
しかし隧道というのは地形的困難があるから切り開かれるもの。
あんな異形の隧道が生まれた道。
見たくないですか?
見たいですよね?
それではレポスタート!
なんか普通。
山間にある県道としては普通に見える道です。
最初ここに来たとき思ったもんです。
こんな何の変哲もない道にあいつがいるのかと。
なかなかどうして。
道は走ってみないとわかりません。
現在地はここ、高梁市シリーズは時系列的には県道300号⇒羽山第2隧道⇒総門橋という順番になってます。
まぁ単純に書きやすい順番てだけですが。
というわけで実は高梁に入って一番最初の探索であったこの道を北から南に下りていきます。
とはいえ見逃せない看板は立っているわけで。
この先はやはり魔境か。
行くしかないな。
道幅には余裕があるので、それほど険道感はありません。
むしろこれなら気持ちのいいドライブルート。
曇りなので突然の直射日光にビビることもありません。
道としては山間をトラバースしている状況なので、上ったり下ったりしながらうねうねと進んでいきます。
中国山地はやはり山深いな。
新しい山系はなんかわくわくしますね。
この辺りは中国山地の中でも、吉備高原(きびこうげん)と呼ばれるエリアです。
高原の特徴として、全体的に標高が高いので景色から高さが認識しにくいという点があります。
実はこの辺りは標高でいえば400mあたり、海沿いの人間からすれば十分な標高を持っています。
高原っぽい!
こういう景色好きだわぁ。
しかし、日本の高原てのはこんな景色ばかりではなく、普通は凸凹してます。
日本の地形は「急峻」が基本ですからね。
遠くに道が見えます。
あれは恐らく同じ谷筋の反対側を走る岡山県道435号宇治長屋線(うじながやせん・レポ未)もしくはその旧道らしき道。
あの橋も面白そうだな・・・。
なんか道が狭まってきた。
そして路面状況も悪化してますね。
まぁこれに関しては単純に杉林が悪いとも言えますが。
しかし荒々しさを増してきたのは確かです。
普通に怖い場面も出てきました。
この道幅でガードレール無しは普通に怖い。
脱輪するだけだとしても生きた心地はしないな。
対向車来てくれるなよ・・・。
なんかでかい道出てきた!!
備中中部広域農道かぐら街道
(びっちゅうちゅうぶこういきのうどう)
坂浅広域農道を思い出す類の道ですね。
そしてここから正面に突入するのが我らが県道300号。
こういう道から分かれる道には嫌な思い出があるんですが。
まぁ今回は車ですしね、大丈夫大丈夫。
明らかに県道より立派だよね。
まぁそんな道じゃなくてはこのブログでは取り上げられません。
そんじゃ、そろそろ行きますか。
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