富山遠征第8弾 楢尾隧道・栃折隧道 Revenge
あの時はとにかく寒かった。
そして利賀の雪深さにビビり倒しておりました。
今回は探索というよりもあの隧道たちの春の姿が見たいと思い、立ち寄った次第です。
がっつり探索でまとめられるほどこいつらは容易くないです。
特に後半はね。
では、レポスタート!
彩鮮やか!
冬の隧道も嫌いじゃないです。
なんなら中の方が安全かつ暖かかったりしますから。
しかし春の新緑はやはり美しい。
たまらんねこれは。
きっちり立ち入り禁止となってますが脇は甘そうです。
入ることもできそうですが、入り口のインパクトはなかなかです。
今回は立ち入る予定ではないので、ここから眺めるだけです。
こいつがインパクトの原因であるのは明らかです。
上が抜けるパターンが多い中、横からですね。
どういう原因だったのかなかなか想像しにくいです。
そして崩れてるところ以外もなかなかやばそう。
かなり亀裂が走っていますね。
まぁ坑口周辺が隧道の最大のウィークポイント。
中まで入ってしまえばそこまで心配することはなさそうです。
さて、今回中には入りませんので、前回近くで見れなかった東側坑口を見に行きましょう。
あくまでワープです。
前回使った地図ですが、すんげえルーティングをしている国道471号の左側のバウンド部分。
新トンネルはすぐ隣を走っているのでワープは容易いです。
そして地図を見る限り、東側の方がアクセスしやすいはずなんです。
では見てみましょう。
この写真は現道の国道471号から撮ったもの。
つまり旧道方向をそのまま向いています。
分かりやすく分岐はこれしかありません。
ここを進めばそれはすぐに見えてきます。
あの時は雪原でしたからねぇ。
どんな感じか見たいですか?
これは突っ込めんでしょ笑
さすがに自重しました。
なのでこちらは当ブログ初公開となります。
隧道正面まで来ました。
気になるのは右の犬走の道。
工事用っぽいですが、ただの林道の可能性も。
旧道にしては直線的すぎますね。
振り返ればこんな感じ。
角度の問題でほとんど現道からは見えないんですけどね。
そして道としてはここまで舗装が続いています。
路面はダートに見えますが、上に土が乗ってるだけです。
そう判断できる理由は後程わかります。
さすが元国道、しっかりとした作りになってますね。
楢尾とんねる
平仮名表記は極めて珍しい。
というかほとんど他で見たことない。
近くに学校があるからなんでしょうかね。
ここれが舗装があったと確定できる理由。
隧道内もしっかり舗装されてますからね。
しかしグネグネしてるな。
地震の跡か何かでしょうか。
そして奥でもがっつり崩れております。
やはり安定している隧道とは言いにくい。
それでも冬の雪崩のリスクに比べればはるかに安全なんでしょうが。
そしてそんな用途の隧道として先鋭化されているのがこっちの隧道。
雪中隧道として日本有数の知名度を誇る隧道です。
栃折隧道
全国屈指の有名な雪中隧道。
まぁあの大御所に取り上げていただいたことが大きいのですが。
こんな道の最中に・・・、
右をふと見てみたら・・・、
この漆黒の穴が現れる衝撃。
前回はまさに黒白のコントラストが恐ろしかったですが、それが新緑色に変わったとてその恐ろしさはさして変わりません。
この国道沿いの穴になんの通行止めや進入禁止措置がされていないという現実が素晴らしい。
前回はレポはこちらからどうぞ。
いつかこの隧道を極めたいと思います。
しかしこの日は山の神隧道でだいぶ疲れちゃったので、ここをレポする体力が残っていませんでした。
ただね、この狭さは本当に心をやられるんですよ。
日常的にここを使っていた人たちのことを思うと、本当に強い人たちだと思います。
僕もいつかその次元に・・・、
以上、楢尾隧道・栃折隧道 Revenge編
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