沢隧道 前編
世の中おかしな奴がいるもんです。
普通を好まない奴、平穏を望まない奴。
いろんな輩が闊歩するこの時代、隧道の巷でもそれは例外ではありません。
レポスタート!
手前の川は安曇川(あどがわ)、淀川水系の一級河川です。
その奥は上山(うえやま・412.4m)と蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね・901.7m)。
その隙間を縫うように県道は登っていきます。
安曇川を渡ると正面の上山を避けるように右カーブ。
地形に沿った昔ながらの線形です。
ここもかつての街道跡。
鯖街道の枝街道の一つです。
上山を避けきったらいよいよ山との対峙です。
正面はただの高島市道。
左折が県道です。
いよいよ勝負の時間が始まった感じです。
さぁて目的のブツはいつ出てくるか・・・。
まっぶし!!
これだから冬の晴れ間は油断なら無いんだ!
これだから冬の晴れ間は油断なら無いんだ!
探索は実は曇りがベストです。
1.8車線てとこですかね、この道幅は。
離合するにはちょっとスピードを落とさないと怖い。
そんなくらいです。
しかし晴れ続きの冬。
全く雪はありません。
これはいけるか・・・?
隣の川は入部谷(にゅうぶだに)と呼ばれる安曇川の支流です。
谷というだけあってなかなか急峻。
ガードロープではちょっと不安なレベルですね。
しかし穏やかな登りです。
トラバースしながら、ゆっくり標高を上げていくタイプなのかと思いきや・・・、
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