福井県道35号久坂中ノ畑小浜線 Reverse 後編

既に増水してる気もしますが、まだこれより増えることもあるはずです。
この欄干よく流失してないな・・・。
某大御所のあのレポを思い出す近さです。
しかしまぁあそこと違ってここは付属品も多いですし、そこまで頻繁に冠水しないでしょう。
それならすぐ流されてしまうでしょうしね。
川のカーブの外径にあたる付近はかなりのダメージを負っていました。
まぁそれもそのはずですよ。

普通に水面に手届くんだもん。

水自体は澄み切ってますが、こいつが濁流となったとき、間違いなくここは沈むでしょう。

河原に対する比高が1mないというのはそういうこと。
恐ろしい主要地方道です・・・。
左は林道、右は主要地方道。
全く同レベルの分岐なんですが、ここまで道に格差があると笑えます。
むしろどっちかって言うと林道のほうが広い・・・。
てことは行ってもいいんだよね。
行けるとこまでは行く!
なんでも自然石を積み上げた遺構らしいです。
履中天皇の皇子、市辺押磐皇子(いちのへのおしはのみこ)の墓であると伝えられているということです。
しかしなぜにこんな辺鄙な場所に。
昔はこのあたりはもっと栄えていたのでしょうか?
だとすれば街道筋だったとも考えられますが・・・。

ちなみに古墳はちゃんと滋賀県八日市市に残っています。
こっちはあくまで伝説・・・?
しかしついに現れてしまいましたよ。

ダート区間

分断手前も末期です。
この状況でどこまで続けるか・・・。
浮石がないのがまだ救い。
パンクの心配は少なそうです。
落石が怖い場面。
まぁ怪しい石はなかったので安定はしてるのかな・・・。
左側になんとなく川が溢れて掠めとられたあとがあるのが恐ろしい。
それなりの頻度で道は川の領域になっているようです。
いや、林道じゃないんだけど。
普通に気持ちのいい林道ですよこれ。
この景色とかたまらなくないですか?
どこかに繋がってればなぁ・・・。
そしてここで前から来たプラドと離合するという奇跡体験も経験しました。
さっきの交差点までバック。
鬼とは言いませんが、それなりに神経すり減らしました(汗。
ここまでが県道の指定区間。

看板がわかりやすいですね。

ではこの先の道はいったい何なのか。
その答えは恐らく面白いものではなく、ただの林道というのが答えでしょう。
しかし恐らく元となった道(鯖街道の枝街道)があるようで、林道からは三国峠(みくにとうげ・レポ未)や地蔵峠(じぞうとうげ・レポ未)、分線も含めれば杉尾峠(すぎおとうげ・レポ未)へ抜ける道もあり、意外な広がりを持っています。

しかしこちら側に抜けても福井県道35号は完全体にはなれません。
目指すべきは南ではなく東のはず!
こっちにも林道伸びてるんですよね・・・

反対側見えてるし・・・、

ここまで上がれば後は下るだけ・・・、
まぁ肝心の峠部分ですからそう上手くもいかないのかもしれませんが。
ここはあえてトンネルなんか掘らず、このままありのまま、林道のような主要地方道のまま開通してほしい。
いやでも・・・、富山県道67号のあいつら(レポ未)みたいになってくれるなら隧道もありですが。
夢が広がります(笑
しかし繋がったら繋がったで、それはそれで寂しい気もしますね。
敢えてこのままで、そんな道は残されていないのでしょうか・・・。

以上、福井県道35号久坂中ノ畑小浜線 Reverse編

この道往けば act2

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