石川遠征第6弾 曽々木海岸旧道群 生死の境目編

豪快に道を塞ぐ巨大な岩

これも落石なんでしょうね。
いや、そうとしか考えられませんが。
しかし明らかにtクラスの重量の落下を受けきった石垣は化けもんか。
どうにかこうにか落石をクリアするとその先にはまたまた豪快な切り通しが。
もともと鞍部にはなっていたんでしょうが、それでもなかなか豪快です。
隧道にしても良かった気もしないでもないですが。
この築堤はいったいいつのもなんだろう・・・。
石垣というと脆いイメージですが、ここではしっかり道として残っています。
もしかしたら鞍崎隧道旧道真浦隧道旧道八世乃洞門旧道もこのような築堤があったのかもしれません。
そうと考えれば可能性は大いに広がります。
振り返ればこんな感じ。
ここはいよいよ現役の道の香りを感じた場面でした。
つまりそろそろ廃道区間は終わりを告げるということ。

!!!

出た!
完全素彫りの隧道!

落石が凄い。

明かり区間の方が危険という証左ですね。

これが直撃したら原型残らないよ。

嘘だろ・・・

彼女とここで海を眺めていればロマンチックな雰囲気と死の気配に包まれながら、スリリングな夕暮れが迎えられること請け合いです。

背後からの轟音と共にあなたたちの愛はまさに永遠となる可能性がありますが・・・。

そしてその先にある穴。

明らかに人道用隧道です。

そろそろお邪魔させていただきましょう。

その前にある謎の台。

ここが生の世界と死の世界の分かれ目のようです。

こいつの正体は後々明らかになります。

「ハートのうつし台」

正直嫌な予感はありました。

隧道内に走る謎の管

なんだこれ。

こんな隧道見たことないぞ。

工事現場で見かけるようなものですね。

写真でも見て取れる謎の管。

これだけ見てこれの正体がわかった人は相当勘がいい方だと思います。

僕は正直、全くわかりませんでした。

明らかにまともな形じゃないんだよなぁ。

ここなんてバウンドしてるし。

どうなってんだこれ。

しかし良質な隧道です。

素掘りとして、強度を保ちつつ直線を重ねたようなカーブを描いています。

勾配も片勾配でこちらから見ると一方的な登り。

素掘り隧道の基本に忠実です。

だからこそ余計目立つ謎の管。

子の正体は次回解き明かします!

この道往けば act2

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