三重遠征第4弾 江戸橋

さて今回の遠征最後となる物件は津興橋にもほど近い津市内にあります。
そしておそらく今回の遠征では最も有名な橋。
その名も只者ではない感があります。

江戸橋(えどばし)

そのお姿。
ぜひ拝みたい!
レポスタート!
国道23号の一本北側に位置するこの道。
これが目的の橋のある道。
街道としてはかつての伊勢別街道(いせべつかいどう)を踏襲する道です。
道はこの先、志登茂川(しともがわ)の左岸を辿ります。
しかし伊勢別街道はここでこの川を渡り、海沿いの進路をとることとなるのです。
そこで登場するのが今回の橋というわけ。
そしてここにあるのが津市の史跡ともなっているこれ。

江戸橋常夜灯(えどばしじょうやとう)

ここから真っ直ぐの道は高田本山への参道となっているようですね。
ちなみに本山の本寺は専修寺(せんじゅじ)といい、別の場所にあります。
同じ津市内ではありますが。

安永6年(1777年)という年号が刻まれています。
津市内で最も古い常夜灯。
それも納得の古さです。
しかし僕の心は穏やかではありません。
なぜなら・・・。
奥になんか見えてるから
あれは・・・やばい・・・。
説明板もしっかりありました。
橋に何かあっても、こいつは残るんでしょう。
橋に何かあっても・・・

遅かったか!!

噂には聞いていた新橋架け替え。
あえて詳しく調べずに来たんですが・・・。
やはり遅かったようです。
死に行く姿だけでも見れて良しとするか・・・。
旧道を死に追いやった新橋。
その橋脚はやはりごついものでした。

う~ん、やっぱり時代の違いというのはえげつないですな。

橋脚自体はかなり剛健な印象ですが。

やっぱり、上が問題でしたか。

どうもこの橋脚の上にそのまま再建するようです。

あれはもしや・・・??

この江戸橋は木製欄干が残る橋でした。

西津橋大手橋みたいな感じですが、欄干は全て木製だったとのことなのでパーセンテージはこちらが上です。


写真の木材はその最後の一部でしょうか?

なんにせよその姿が見たかった・・・。

さて、それでは現実に戻るとしましょう。

けどやっぱりその雄姿、お見せしたかったなぁ。


以上、江戸橋編

この道往けば act2

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