福井県道241号赤礁崎公園線 前編

今回のレポは若干の出落ちネタです。
この県道最大の見どころは何と言ってもスタート直後。
多少冗長になるかもしれませんがお付き合い願います。
それではレポスタート!
さてここは大飯郡おおい町。
旧町域でいうなら、大飯町です。

おおい町は斜めに長細い形をしていて、海に面している部分は長井海水浴場付近と大島半島(おおしまはんとう)部分のみとなっています。
今走っている道は国道27号
目的の道は国道27号のみならず、嶺南地方を横断するな5ら、必ず目にする道。

!!!

海をまたぐ巨大な橋。
福井県内で海を跨ぐこれだけの巨大橋は、ここと丹生大橋しかありません。

青戸の大橋(あおとのおおはし)

おおい町中心部と大島半島を結ぶ海上橋です。
形式としてはラーメン桁橋。
ようするに剛結合(ヒンジを用いずに桁と橋脚を完全に固定する方法)した連続桁橋ということですね。

東に見えるは小浜湾(おばまわん)

美食国(みけつくに)小浜を代表する海の幸の宝庫。
リアス式海岸の代表格、若狭湾の支湾。

西に見えるは青戸の入江(あおとのいりえ)

かつて大島半島は「大島」という島でした。
それが砂州により陸続きになったのが現在の姿。
橋の対岸、犬見崎(いぬみさき)によって、小浜湾と隔てられています。
しかし長い橋です。
竣工1974年、延長743m。
当時の最先端技術で創られた橋。
現在でもおおい町の橋の中で最重要と位置付けられている橋です。
海の向こうの陸地はお隣の半島である内外海半島(うちとみはんとう)です。
あそこにも面白い県道があるので、そこもいずれじっくりと・・・。
そうこうしているうちに犬見崎に到着。
ここから先は大島半島内の区間です。

何を隠そうこの大島半島内の大飯町区間。
この橋ができるまで、お隣の高浜町(たかはまちょう)を経由しないと、大飯町中心部に行けない陸の孤島と呼ばれた地域でした。
なんと大島地区はこの橋ができるまで、船でしか往来ができなかったとの情報を頂きました。
お詫びして訂正いたします。
大変失礼いたしました。
そしてteaさん、情報ありがとうございました!

それを一気に解決した夢の橋がこの青戸の大橋。
その重要性がよくわかります。
橋の直後にすぐトンネル!
いかついぜ!県道241号!
半島の県道というものをよくわかってる!!

犬見トンネル(いぬみトンネル)

さらにこのトンネル実は・・・、

旧道持ち!

しかしここは現在工事の真っ最中。
さすがにここはお邪魔できません・・・。
右に植えられている木は桜。
春は非常に美しい道です。
再び旧道らしき分岐が現れました。
・・・ということは・・・、くるか・・・?

大島トンネル(おおしまトンネル)

この半島で(一般道では)最大のトンネルです。
旧道もそれに見合う規模のものが残ってはいるんですが・・・。
やっぱり工事中・・・
悪いタイミングで来ちゃったかな・・・。
さしもの僕もここは行けない
下手すると捕まるだろこれ・・・。
次こそ、行ける旧道へ!!

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この道往けば act2

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