滋賀県道546号野瀬下山田線 幕切れは突然に編

この険道、随一の山道区間を上り詰め、ついに峠に立ちました。
ここは無名峠ですが、なかなかどうして。
なかなかいい味出しています。
峠には立派なお地蔵様がいらっしゃいました。
手を合わせて、残りの行程の安全を祈ります。
とくにあいつに会わないように強く願っておきました。
もう嫌だ・・・。

便宜上、この峠を谷口峠(たにぐちとうげ・地名より)と仮称したいと思います。
個人的には非常に好みな峠でした。
覆いかぶさるように山が迫ってきています。
5月でこれなら夏場はヤバそうですね。
この日は毛虫がヤバかったですが・・・。

しかし案外、高いなここ。
やはり峠というだけのことはあります。
登った分は下るのが峠の定め。
車上からの撮影に苦労するレベルで降りていきます。
勾配はかなりきつい。
そして路面状況も悪い。
ここも一歩間違えばって場面ですね・・・。

しかし路面状況が悪い。


万が一飛ばしたら一発で横滑りしそうです。
まぁこんなとこ飛ばす方が悪いですが。
カーブの途中には林道が分かれていました。
こういうのを見ると、本当にここが県道だということを忘れてしまいそうです。

抜けた!!


しかしこの交差点も逆から着たらわかりにくそうな・・・。

山の世界と人の世界の縁を沿うように進む県道。
そういえば山の中でヘキサは一度も見なかったな・・・。
見捨てられてるのか・・・。

人里に降りてきました。

これでこの道の本当の顔はすべて見たでしょう。

後は消化試合!

住宅地を抜けれるだけの簡単な作業。

しかし、そこに最後の罠が仕掛けられているのです。

ここが終点


何の案内もなく唐突に。

しかも直進は滋賀県道278号上山田八日市線(かみやまだようかいちせん・レポ未)という別の県道にシフトします。

左右の道は県道じゃないので、いきなり違う県道に乗り換えることになるのです。

最後まで飽きさせないな君は。

そして、最後にこの道の謎をもう一つ。

実はこの道、僕の使っているデジタルまっぷるではこのように描かれています。


しかし、今回のレポで通ったのは明らかに青線の道。

ではこの赤線の道はどこに??


これ、おそらく予定線ではないかと考えています。

ここを通過しましたが、こんなトンネル絶対ありませんでした。

というか絶対トンネルだよね、こんな等高線無視した道。

いつか実現するのかなぁ?


以上、滋賀県道546号野瀬下山田線編

この道往けば act2

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