滋賀県道546号野瀬下山田線 ある日森の中編
ミスったら下手したら命を、下手しなくても代車のプリウスくんを失いかねない危険の現状。
まぁしゃりお君で挑むことを考えれば可愛いもんだと思いたい。
幸いなことにここまで対向車は皆無です。
こんなところで離合はしたくない・・・。
大概の場合、崩落とか路肩の欠損というのは、
ドライバーが勘弁してほしい場所でおきているもんです。
ここも絶妙に嫌だなぁ・・・。
ここで初めて僕以外の車と出会いました。
写真撮影中に追い越されたわけですが、現役の道で探索開始からこれだけ人と出会わないというのはなかなか珍しい。
それだけ使用される頻度の低い道と言えますね。
これまた嫌なところが崩れてます。
アウトに膨らみながら曲がらないとAバリを引っかけますね。
油断ならない道です。
唐突に下り始めた!!
谷筋に沿うようにヘアピンが始まります。
しかも急に勾配が増してきました。
この状況で急なくだりは怖い!!
ふぅ・・・。
下りは少し落ち着いてきた・・・。
ん?
左の丸太の奥・・・。
なにかが・・・
車の後ろに回り込んで・・・
右の藪の中・・・。
こげ茶色の塊が・・・動いている・・・。
ぷーさん!!??
その瞬間看板を撮影していた僕は、マンガのように後ずさりをして車に戻り、速やかに車を発車させました。
正確にはぷーさんだと確認したわけではありませんが、あの黒に近い茶色、固まりの大きさ、何よりあののっそりとした動き・・・。
九分九厘、当たりだよ・・・。
遭遇直前に撮影していた看板。
ここが前半の目立たない無名峠を越えて、坪谷川(つぼたにがわ)という別の川になったことを教えてくれるものでした。
一応分水嶺だったのね。
どこかとは正確には言いにくいですが。
しかしぷーさんとの遭遇は2度目。
花咲く森の中でもなければ、白い貝殻の小さなイヤリングを届けてくれるわけでもありません。
鬱蒼とした森の中、陰鬱な恐怖を届けてくれます。
いやぁ変な汗出た・・・。
次の写真はそこそこ間が空いてました。
そりゃ怖かったんだもん!!
景色的にはあまり変わり映えしませんけどね。
丁度、ぷーさん遭遇地点辺りが行程の中間あたりだったはずなので、戦いは終盤戦に突入しました。
里山の険道は景色の変化に乏しいのですが、そろそろ新たな場面を迎えることができそうです。
起終点以外、唯一の交差点。
こちらは実は意外とまともな道。
起点付近以外は。
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