滋賀県道546号野瀬下山田線 移ろいゆく森
THE 植林地!!
手の行き届いた植林地の見本のような景色を県道がすり抜けていきます。
ここの利用の8割は林業関係者なような・・・。
この辺りは集落跡、いわゆる廃村跡地ではないかと思われます。
その証拠に植林地の真ん中にこのような石碑が残っていました。
・・・ぷーさん怖くて車外に出れず近づけなかったのは秘密です・・・。
神社が残っているというのも、ここに人の営みがあったという確証の一つとなりえます。
しかし立派な神社。
三輪神社(みわじんじゃ)
最澄にも所縁があるという由緒正しき神社で、元はここより北の寺山山頂に鎮座していたそうです。
最澄上人との繋がりがあることからもわかるとおり、神仏一体を推し進めた神社の一つのようですね。
現在でも、この地を訪れる数少ない理由の一つとなっています。
神社を過ぎると周囲の森がさらに深まってきたのを感じました。
ここから先はまたレベルが上がります。
この県道唯一の、冬季通行止め区間に突入するのです。
兜の緒を引き締めます!
冬季通行止め区間に入ると、一切の案内なしの交差点が現れました。
正面の工事中に若干ビビりながらも、正解は左。
奥は山田山方面に伸びる林道です。
そして曲がった先には・・・、
林道でよく見るタイプの橋現る!
石佛橋(せきぶつばし)
いわくありげな名前ですが、それほど古い橋ではないと判断しました。
とは言っても昭和30年代でしょうが。
この付近の林道橋と同じ時期に作られたものでしょう。
名前の由来は不明・・・。
渡っている川は田川(たがわ)、この橋より上が上流部となるようですね。
そしてここからが本当の山道。
里山から秘境が顔を出す瞬間です。
・・・一瞬だけね・・・。
確かにこれは冬は通りたくないな。
雪が積もっててこの狭さ、鹿もガードレール無しはお断りしたいところです。
確かにこの辺りは全体を通して最も標高が高い区間です。
山田山と小谷山(おだにやま・495m)の鞍部を目指して、一番の勾配で登っていきます。
道もやや標高の高さを感じるようになってきました。
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