三重遠征第6弾 滋賀県道188号相谷原杣線
えらいとこ来ちまった!!
滋賀県道188号相谷原杣線は市を跨ぐ路線です。
何はともあれ現在地は南側。
蒲生郡日野町(がもうぐんひのちょう)
これから北上して、日野町を脱出したいんですが・・・、
ここから道がおかしくなった!!
冬季通行止めではないですが、年末年始の大雪をどうにかしようとする意志が全く見られない。
しかしこちとら、北陸育ち!
雪国をなめるなよ!!
突っ込んでやらあ!!!
オフィシャルではない冬季通行止め宣言と幅員狭小を伝える看板。
うん、とってもよくわかる。
この威圧感は半端ない。
積雪は結構深い。
先駆者の残した轍を頼りに突き進みます。
実はこの手前に両側田んぼの畦道というこのシチュエーションで最も嫌な状況もありました。
さすがに写真撮れませんでしたが・・・。
峠が見えてきた!!
区間的には短いですが、緊張で何倍にも長く感じました・・・。
無名峠には祠があり、中にはお地蔵様がいらっしゃいました。
旅の安全を祈って先に進みます。
しかし・・・、
今回の旅はここで終了となってしまいました。
なぜならば・・・、
この先で、カメラの充電が切れるという初歩的ミス。
そして同時に手付かずの雪原が目の前に広がったのです。
手付かずの雪原。
雪の降らない地域の方からしてみれば、もしかしたらロマンチックな光景かも知れません。
しかし雪国の人間からしたら、
あれほど危険なものはない。
なにせ天然素材の落とし穴、満載ですからね。
雪山での滑落って、新雪の下が空洞の状態(雪庇)を踏み抜いて起こることも多いんですから。
しかもそこに車で突っ込もうなんてのはまさに自殺行為。
ここは引き返さざるを得ませんでした・・・。
雪道の完全1車線を鬼バック
しかも両側ミスれば即脱輪・・・
お地蔵様は行きは願いを聞き届けてくれませんでしたが、帰りは願いをかなえてくれました。
「無事に三重県に入れますように」
切実さが違ったか・・・。
再戦を誓って!
滋賀県道188号相谷原杣線編
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