紀伊半島遠征 国道425号 去来する歓喜編
基本的に西から東に進む今回の旅。
油断すると白とびする程、気持ちのいい朝日を浴びながらの森林浴ドライブです。
しかし景色に見とれてばかりもいられない。
道に取り込まれかけながらも、気を強く持って探索を続けます。
残りは約40km!!
ここで2本目の林道分岐!
国道425号から分岐する林道は全て専用林道となっています。
チェーンなどはありませんが、通行は完全自己責任ですので、興味ある方はご注意ください。
林道に関してはこちらに詳しいです。
さっきのカーブミラーに引き続き、おにぎりも曲がってました。
道幅の確保に必死です。
まぁ右側を見たら、その気持ちは痛いほど伝わりますが・・・。
おおおおそろしい・・・。
標高高いのに路肩になにも無い・・・。
今気付いた。
この道、登れば登るほど怖い。
ガードレールは直接的に安全を担保してくれるものですが、彼は精神的な安心感にも繋がっていたんですね!
今までガードレールにぶつかったことのない者としては、初めて彼を心の底から欲しました・・・。
県境とはつまり、牛廻越。
残り6km・・・、つまり牛廻越区間完全攻略までは36km。
いやいや、数えちゃダメだ!
道自体を楽しむんだ!!
ここなんてガードレールあるんだぞ!
珍しいじゃないか!!
ここでは道の法面(と言うか削り取った岩)から石清水が湧き出していました。
飲むのはさすがに気が引けましたが、手にとって顔を洗うとすこぶる気持ち良かったです。
田んぼでは聞かないカエルの鳴き声がしていましたが、その姿を見ることは叶いませんでした。
あいつらうまく隠れますよねぇ。
しかしまぁポジティブな感想ばっかり書いてますが・・・、
大丈夫なのか!?
岩から水がしみ出して来るって・・・、土砂災害の前兆のような気が・・・。
例え旧道探索だったとしても、間違えなくここから下ろうとは考えない断崖絶壁。
なぜここにガードレールが無いのか!?
離合困難にした方が危ないという考えなのでしょうか?
確かにここを鬼バックとか・・・。
想像するだけで変な汗出るな・・・。
あわわわわわわわわわ
ここ、国道なんだよね??
なんで路肩崩壊が放置されてんだよ!!
改めて、必ず山側を通行しましょう!!
アグレッシブだなぁ・・・。
周りの景色見たら、ここがどれだけ高い所かわかっていただけると思います。
それでこの線形ですよ。
一切のブレを許さないこの幅員。
ガードレールが設置されているのは全体の1/4くらいでしょうか。
しかし探索開始から3時間33分(ちょっとびっくり!)。
辿りつけない峠はないことを僕は思いだしました。
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