紀伊半島遠征 国道425号 生還への細道編
これは無理だ。
気合と根性ではどうにもならない崩壊現場に遭遇。
いやね、確かに前兆はあったんですよ・・・。
こんなのとか。
こんなのとか。
ちなみに展開できる場所が無かったので、僕はここをバックで戻りました。
マジで怖かった・・・。
前兆はあったけど信じたくなかったんだもん!
だって現在地は・・・、
ここだよ!?
ようやく牛廻越最酷区間を越えて、あとはちょっとマシになるはずだったのに!!
距離的には23km地点と言ったところでしょうか・・・。
しかし現実問題・・・、どうする!?
今回紹介されていたのはこれを上回る謎の大迂回でしたが・・・。
改めて見ても、とんでもない距離を走らされますね。
しかしまだまだ先が長い僕としては、こんな大迂回はしていられません!!
そして地図を良く眺めてみると・・・。
圧倒的に短距離をつなぐ迂回路を発見!
しかも現役県道!!
これは期待が持てるぞ!!
ただ・・・めっちゃ表示されてる線が細いんだよなぁ・・・。
しかし何はともあれ、これで行ける!
ワーーーーーーーープ!!!
一気に反対側だぜ!!!
時間削減の為、迂回路では写真撮影しませんでした。
ちなみに使用した道は、
和歌山県道・奈良県道735号龍神十津川線
はっきり言って国道425号と大差ない道でした。
終わりなきグネグネ道、右を見れば底無し谷。
これだけで美味しく頂ける立派な険道でしたよ。
今度来ることがあれば、きっちりレポしてやるからな!!
上の写真は新西川トンネル(しんにしかわトンネル)。
牛廻越は、小又川トンネルと新西川トンネルと言う、真新しいトンネル2つに挟まれた区間と言いかえることができます。
両側に罠が仕掛けられてるってどういうことだよ・・・。
ちなみに迂回に要した時間は、2時間15分!!
写真撮ってないからガチな時間だよ、これ。
ここで僕は、見逃せないものを発見してしまいました。
番外編と言うか、ここに来たらちょっと体験しとかなきゃあかんやろってもんです。
それは・・・、
熊野古道
僕は小学校6年の時に行った白神山地以来の世界遺産です。
あの頃はその素晴らしさがわからなかったからなぁ。
そして、時間ない時間ないと言ってる僕が体験するもの。
そりゃアレしかないでしょう!
柳本橋(やなぎもとばし)
やっぱ吊り橋でしょう!
ここは小辺路(こへち)と呼ばれる熊野参道の1つで、国道425号も一部重複しています。
この唐突さが良いじゃありませんか。
国道425号から即、吊り橋と言うのが世界遺産とは思えない溶け込み具合です。
うおおおお!
めっちゃ揺れる!!
僕が今まで体験した吊り橋の中で最も揺れる吊り橋です!!
この後に親子連れが渡ってきたから余計かもしれませんが、グワングワン揺れました。
これこそ吊り橋の醍醐味ですよ!!
そしてこの吊り橋、意外と高い。
僕はこの写真撮ってる時にカメラを落としかけると言うとんでもないミスをしかけました。
もし落としてたらここから飛び降りてたぞ・・・。
そして写真に写っている橋の正体はこちら。
気になる方はご覧ください・・・。
そしてこれが小辺路、この辺りでは有名な石畳は現存していないようです。
小辺路には3つの1000m級の峠があり、この道はこれからそのうちの1つへ挑みます。
果無峠(はてなしとうげ・レポ未)
名前からしてえげつない!!
しかしそそられる名前・・・。
しかし1000m級の峠って、このブログじゃ温見峠しか到達してない大台だぞ・・・。
徒歩では・・・、相当な覚悟が要ります・・・。
さて世界遺産も堪能したので、次回は選択の時です。
崩壊地まで戻って探索を続けるのか?
それとも先へ進むのか?
僕はどちらを選らぶ!?
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