紀伊半島遠征 国道425号 暗雲立ち込めるラストステージ編
「尾鷲方面には行けません」
ここに来て一番見たくない看板来ちゃった!!
どうすんだこれ!?
いや、まず冷静になれ。
とりあえず万が一に備えて迂回路探しだ。
R169→R309→R42
これがこの地点から最も早く迂回出来る道だと判明しました。
かなりの大迂回は強いられますが、引き返さなければならない距離は短く、今からすぐ迂回すれば最短時間で目的地に着き遂せるでしょう。
しかし迂回すれば・・・、今回の全線走破はほぼ不可能となります。
牛廻越のあの苦労が水泡に帰す・・・。
・・・・・・・・・・!!!
ここで行かねば男が廃る!!!
牛廻越のあの2時間を無駄にするわけにはいかない!
てぃーだくんの左わき腹の負傷を見て見ぬふりするわけにはいかないのです!!(自分のせい)
行けるとこまで突き進むのみ!!!
左手に池原貯水池を見ながら、三重県を目指します。
しかしなかなかの渇水状態。
旧道の痕跡とかないかな?
いや、全然調べてはありませんが、思わず探しちゃいますね。
国道425号としては普通な外見をお持ちのこのトンネル。
しかし名前がいい。
トボトトンネル
どうも近くの谷(とぼと谷)が名前の由来らしいですが、いくらなんでも「ト」多すぎない?
口に出して言ってみたくなりますね。トボトトンネル。
せっかくのダムサイドロードですが、立木が景色を遮っていて湖面がほとんど見えない。
グネグネ感と相まって、全区間で一番「車酔いしそうな区間」と言えるかもしれません。
牛廻越はまだ景色楽しめたんだけど、ここはちょっと・・・。
そして再びトンネル。
清水トンネル(しみずトンネル)
たぶん、国道425号の中で一番普通のトンネルです(笑)。
少しずつ貯水池が狭まってきました。
このレポ中、何度同じフレーズを繰り返したかわかりませんが、本当に紀伊半島は山深い。
池田や大野のような「山脈タイプ」ではなく、まさに「山地タイプ」の山深さを知りました。
京都北部を数倍濃くした感じですね。
そして写真右端に見えているのが・・・、
備後橋(びんごばし)
備後といえば広島県東部の旧国名だったかと記憶してるんですが、縁もゆかりもなさそうなこの地に、何かつながりがあったんでしょうか?
ちなみに川の名前は備後川(びんごかわ)でしたので、偶然かもしれませんが。
球を転がして、カードに穴をあけていくゲームが由来じゃないことは確かでしょう。
ちなみに橋を渡らず直進しても備後川林道(びんごかわりんどう・レポ未)にて国道42号に出ることができます。
隧道もちらほらありそうなので、ここも行ってみたいなぁ・・・。
そういや今日は吊り橋の楽園を体験したのに、車で通過するのは初めてかも・・・。
しかし良い景色・・・。
渡りきった先には巨大なアンカーブロック!!
この豪快さが吊り橋の醍醐味です。
瀬戸大橋などの超大吊り橋では埋設型なので見ることはできません。
このサイズの吊り橋のいい点ですね。
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