旧国道8号第5弾 阿曽ー大比田
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて新年の挨拶が遅れたのにはちゃんと理由がありまして。
去年同様行ってきましたよ。
廃正月に!(このフレーズ気に入ったので使っちゃいました!)
しかしまぁ新年一発目から遠征ネタというのも気が引けますし、年末分出し切っておりません。
というわけで皆様、ご期待の(ぇ)国道8号旧道レポからスタートしたいと思います!
阿曽隧道に対応する現道トンネル、黒崎トンネルとロックシェッドを抜けると阿曽集落に入ります。
そこにこんなわかりやすい旧道入口が!
もちろんこっちに失礼します。
誘導員のオッチャン、そんな怪訝な目で見ないでよ・・・。
渋い。
非常に渋い町並みを残す阿曽の集落内。
こういう旧道の雰囲気好きです。
そしてこういう旧道に付き物なのが・・・、
まずはお寺。
安養寺(あんようじ)というお名前です。
そして次に出てくるのが・・・、
利椋八幡神社(とくらはちまんじんじゃ)
お寺ももちろん街道筋には重要ですが、道好きにはこちらの方が重要。
なにせこの神社、峠がらみなのです。
この神社はかつてウツロギ峠と双璧をなした鹿蒜道(かひるみち)の難所にあったのです。
利椋峠
この峠、現在で走るものも少ない峠となっていますが、かつては危険な海岸沿いに道はなく山越えをしていました。
その山越えの道こそがこの利椋峠。
跡には石碑が立っているそうですが、ここも敦賀に残った数少ないガチ物件の一つです・・・。
そして道は続く・・・。
正面の山の右の鞍部が利椋峠、現在は道も定かではないほどの荒廃っぷりだそうで。
ここに来ると行かなきゃなという気持ちが強まりますが、冬の雨の日はやめときましょう。
死ねます。
こういう寂れた感じは雨の日には堪えますね。
夏の晴れ間ならまったく印象が違うんでしょうが。
全ての国道の四季を全て体感した漢を知っていますが、彼の明言を思い出しました。
「道の四季を知らずしてその国道を語ることなかれ」
(やや誇張)
確かにその通り!
近場だけでも四季制覇しなきゃな・・・。
いったん現道と合流した旧道は杉津(すいづ)で再び、分かれます。
こちらも現役です。
直線的な旧道。
道幅がネックとなったんでしょうが、一般国道(特に300以降)ならこれくらい全然許容範囲でしょう。
国道8号という看板がこの区間を旧道に追いやったことがよくわかります。
写真の交差点はあの福井県道207号の延長線上の交差点。
関係あるのかな・・・。
もうゴールは間近。
霧吹く山並みに若干の畏怖を覚えながら、次の探索に武者震い。
実は本番はこの次なんだよなぁ・・・。
赤が走破済み、青が未走破です。
僻地ばっかり攻めてるな(笑)。
まぁ市街地編もそのうちやりますが、この辺りは検証がややこしいのです(汗)。
とりあえず新年一発目ということでやんわりと始めて見ました。
しかし次回は同じ国道8号旧道の中でもガチ区間の探索です。
なにはともあれ、今年も一年駄文、拙筆にお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!
以上、旧国道8号阿曽-大比田編
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