勢峠
これが当該区間の旧道。
現在は勢浜トンネルが貫いている区間に対応しています。
地図上に既に名前が出ているので、焦らす必要はないでしょう。
勢峠(せいとうげ)
いざ、レポ開始!
現国道と旧道の分かれ目は写真の交差点。
信号のある福井県道222号中井青井線の一つ手前を左折します。
福井県道222号は谷田部坂編でレポしていますね。
この時に行きそびれたのが今回の勢峠。
どっちかと言えばこっちの方が有名なんですが。
ちょっと勾配のきつい坂道を上りつめるとすぐに福井県道222号とぶつかります。
ここから道はU字形にカーブし、「Ψ」こんな感じで交差します。
写真では右に写っている道ではなく、右の枠外に続いていく道です。
わかりにくいなこの写真。
比較的新しい住宅地をすり抜けていく旧道。
しかしこれは素晴らしい擬態。
知らなければ住宅街の位置道路にしか見えません。
その奥の暗がりへ抜けていく道、あの先がこいつの隠した爪なのです。
これが本来の姿だろ。
やっと旧国道らしくなったよ。
この物悲しい雰囲気が旧道探索の醍醐味なんだよ!
勢峠はもともと標高113mの低い峠。
いくら海沿いを走る国道27号といえど、すぐにその標高差は埋まります。
その時はすぐに訪れました。
あのカーブを曲がれば・・・、
うわ・・・
鳥肌立った!!
臨海の峠
噂には聞いていた。
この峠は海が素晴らしいと。
しかしこれは予想を超えてきました。
これは福井の峠好きなら必ず見なければならない景色だ!!
ぷーさん・・・。
出るんだね・・・。
住宅街にも近いんだけど・・・。
そして写真ではいまいち伝わらない海の見える峠。
次の写真ではちょっとは伝わるかなぁ・・・。
いい峠の峠道は気持ちよく下れます。
ガードレール?
旧国道にはそんなもんいりませんよ??
切り通しもあります。
明らかに古い街道の線形。
こうなってくると丹後街道がどこを通っていたのかが気になるところ。
福井県道235号ルートなのか、勢峠ルートなのか・・・。
これは机上調査が必要ですね。
旧道区間で唯一通りづらいと感じたのはこの工事区間のみ。
まぁここも一過性のもんでしょう。
夏ごろには普通になってるといいなぁ。
麓です。
こちらも短い峠道。
あの先のカーブを曲がれば、いよいよ海へ臨みます。
最後に余計な難所作ってくれやがって!
・・・工事お疲れ様です・・・。
嶺南の探索ではかなりの頻度で登場する小浜線をくぐれば・・・、
ただ今国道27号。
そして今日もあの謎の建造物は健在です。
アレほんとなんなんだろう・・・。
しかしいい峠を見ました。
現役だろうとと歩道であろうと。
いい峠はどこか格の違いを感じます。
またいい峠に巡り合いたいもんです。
以上、勢峠編
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