岐阜遠征第3弾 酷道256号 那比川狭区

福井県の国道に200番台の数字が与えられているものがありません。

というかそもそも関西圏というくくりでいっても200番台はほぼありません。

唯一の例外は兵庫県神戸市と岡山県岡山市を結ぶ国道250号のみです。


その地域地域によって近い番号が固まることも多いのでこのようなことはまま起こるのですが、やはりそうなってくると200番台というだけでちょっとテンションが上がるというのが人の性でしょう(笑)

福井の東隣、石川、岐阜には200番台がありますが敦賀からだと関西の方が近いんですよね・・・。

しかもその200番台に酷道区間があるのなら、なおさら行かねばなりません!


今回は下見のつもりだったんだけど、一部公開しちゃいます!!

それではレポスタート!

いきなりのトンネル!!

タラガトンネル

延長4571mの超大トンネルです。

実は今回この道を使ったのは、近くこのトンネルの旧道をレポしたいと考えていたための下見でした。

その部分はまたレポするとして、今回はこのトンネルの先にあるという酷道区間をレポします!

これがトンネルと旧道の位置関係。

つまり写真の位置からは旧道は確認できません。

この国道の名は・・・、

国道256号

岐阜県岐阜市を起点に長野県飯田市に至る国道です。

なぜかこの探索区間のあたりまで北上しちゃうので、これを使って岐阜から飯田に行こうと思う人はまずいないと思いますが、場所場所では貴重なメインストリートとして国道の役割を果たしています。

一枚目よりちょっと引いた写真。

注目は一番左の看板。

大型車通行不能

こういうの待ってたんだよ!!

ワーーーーーープ!!

このワープによって現在地が関市(せきし)から郡上市(ぐじょうし)に移動した!!

郡上市も安土桃山時代から続く由緒ある町。

さすが東海地方は歴史が深いな・・・。

トンネルを抜けてもすぐには幅員減少とはいかず、しばらくは快走路が続きます。

しかし先ほども見た看板が少しずつその終わりが近づいていることを告げています。

漏斗みたいだよね、この手の幅員減少って・・・

那比川(なびがわ)に沿うように作られたいかにも頼りなさげな国道。

僕そういえば10年位前、この辺りで迷子になりかけたことあったなぁ。

若気の至りです・・・。


この辺りの川はアグレッシブだからなぁ。

近くの板取渓谷には面白そうな隧道群もあるので、ここもチャレンジしたいなぁ。

めっちゃ遠いけど・・・。

時折広がってまた狭まる、さっき走ったのと同じような雰囲気がありますね。

あそこより厄介なのは落ちたらアウトな深い渓谷が隣にあるってことですが。

どちらにせよ落ちたくはありません。

漏斗再び・・・

嫌いじゃないっすよ・・・。

ところどころ道が新しくなっています。

しかし肝心の道幅はそのままってところにこの道の悲哀を感じます。

魚見峠の境遇と同じですか。

ヤバさはあっちのが上ですが。

道路わきにはお地蔵様がありました。

こういうお地蔵様は道路の険しい場所では多くみられます。

古くから難所だったのでしょうね。

工事は現在も継続中・・・。

ここでは若干の拡幅も見込んでいるようです。

川側の険しさがかなり落ち着いてきましたからね。

片側1車線を確保したいということみたいですが・・・、

こういう工事が漏斗を生むんじゃなかろうか??

多分当たりだと思う・・・。

峠の麓にあるような大きなゲートが現れて酷道区間は終了。

大雨などによる通行止めの際にはここから先が不通となるようです。

そしてこれだけ大掛かりなものがあるということは、そこそこ頻発してるということ。

タラガトンネルの価値が・・・。


しかし思ったよりも楽しい道でした。

これはタラガトンネル旧道にも期待が持てます。

今年中には来るぞ!!


以上、酷道256号 那比川狭区編

この道往けば act2

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