黒河川の謎の橋

大物の後なのでちょっとミニレポを・・・。

完全な小ネタですがお付き合いください(笑)

黒河林道(くろこりんどう)

わが敦賀市において最も有名な林道。

当ブログでは県境にある黒河峠のレポで紹介しています。


敦賀では、道に興味のない人でも唯一知ってるのはこの林道という人も多い地域に密着した林道です。

敦賀市から高島市へ抜ける林道で、かつてはこの林道に沿うようにして運河を作る計画が立てられたこともある歴史ある道。


林道が沿う黒河川(くろこがわ)は黒河渓谷を作りだし景観に優れ、林道ドライブ、ツーリングを趣味とする人の間でも人気の高い道となっています。

黒河川の上流域下部では広い河原があり、そこは家族連れや若者グループが川遊びをするにはうってつけの場所となっています。

かくいう僕も中学校時代には仲間とチャリをこいでここまでやってきて、堰堤から滝ジャンプという遊びをしていた記憶があります。

遊びの内容はご想像にお任せしますが(笑)


さて、そんな僕にとって馴染みの深い黒河林道。

そこには当然いくつかの橋が架かっています。

その中でも今回は中学校時代から僕が気になっていた橋をご紹介したいと思います。

僕の中で「黒河川の景色」を想像すると必ず思い浮かべるこの橋。

皆さんの琴線に触れると嬉しいなぁ。

前置きが長くなりましたが・・・。

ではレポスタート!

前置きは長くなりましたが、過去に紹介した林道。

勿体ぶったりはしません。

写真の堰堤が件の滝ジャンプの現場。

雨谷堰堤(あまだにえんてい)

毎年水量が減っているので、現在はもう無理じゃないかな・・・。

そしてこの滝、名前知ってる人ほとんどいないんじゃなかろうか・・・。

現在地は福井県道211号山櫛林線(やまくしばやしせん)から黒河林道に変わってすぐの場所。

来たことある人ならちょうど民家が途切れるあたりと言えば伝わるでしょうか?

それではもう少し寄った地図を見てみましょう!

青い部分が件の橋。

雨谷堰堤のベストビューポイントだと思うんですよね、ここ。

どんな橋かというと・・・、

気になるっしょ???

近づいてみればわかるのですが、明らかに直接接続していないこの橋。

どこかに下る道があるはずです。

まずはそれを探さねば・・・。

・・・さっきからなんかイヤな機械音がしてるんだよなぁ・・・。

なんだこれ・・・。

これ・・・、けっこう放置されてるな・・・。

しかし放っておけば橋の奥のような状態になることはわかりきっているので、手は入っている様子。

ということは一応現役なんだな・・・。

気分は廃道探索♪

こんな短い距離なら苦じゃありません。

奥の堰堤もいい感じだし、雰囲気は悪くないぞ。

鳴り響く機械音さえなければ・・・。

思いのほかガードが堅かった!!

そしてさっきから響き分かっている機械音。

その正体は実は橋へ下る道を発見した時からわかっていたのです。

僕は監視されている

写真には撮りませんでしたが(あまりに怪しいので)、ばっちりカメラも確認できました。

そしていかにも動いてますよ~と言わんばかりの「ビョーンピョーン」という機械音。

不審者扱いされ慣れしてる僕でもこれはちょっときつすぎる!!

こちら側の親柱には何も書かれていませんでした。

もともと書かれていなかったのか、親柱ごと逝ったのか。

それすら判断できない藪。

せめて橋の上に気持ちだけでも立ちたい!!

これが精いっぱい・・・!!

橋の上から堰堤見たかったな・・・。

対岸には石垣が残されているのが確認できました。

案外古い道の可能性も・・・。

やっぱり向こう岸に行ってみたかった・・・。

対岸には何らかの施設が確認できます。

アンテナっぽいものが伸びていますね。


なんなんだろう・・・。

放射能観測局(白木峠編で出てきたやつね)はこんなとこにはないし・・・。

監視カメラと言い、アンテナと言い、もしや・・・。

悪の組織の秘密基地!!??

もし突然「この道往けば」の更新が止まった場合、このレポが原因かもしれません・・・。

この光景こそ、中学校時代から変わらない僕の記憶の中の黒河渓谷。

黒河林道の景色です。

もしどなたかあの橋の関係者の方いらっしゃいましたら、あの橋を渡る許可をいただけないでしょうか?

阿曽隧道のように、願い続ければいつか叶う。

それを信じて、その時が来るのを待ちます!!


以上、黒河川の謎の橋編

解明編へ!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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