2023年第2次富山遠征第1弾 石川県道・富山県道10号金沢湯涌福光線 前編

この時期、めちゃくちゃ利賀エリアにはまってたんですよね。

第1次遠征が5月、そしてこの第2次遠征は6月に決行しています。

しかし、それ程までにこのエリアは奥深い。

何度来ても新たな発見がある場所なのです。


そしてその第1弾レポは石川県からスタートします。

金沢市南東部にある湯涌温泉、この辺りまでは少々仕事とプライベートの間のような用事でたまに来させていただいていました。

その時点で気になっていたのです。

このやばそうな道を進めばどこへ行くのかと。


まさにブログのタイトル通り。

この道往けばどこへ出る。

レポスタート!

今回紹介する道は2つの顔を持っています。

金沢市の中心部である香林坊付近を起点に持つこの道。

さすがの主要地方道という風格を漂わせていますが、南に進むにつれ、段々と細くなっていくのです。


この写真はまさに湯涌温泉に到達した辺り。

いよいよ道が不安になってきています。

石川県道・富山県道10号金沢湯涌福光線
(かなざわゆわくふくみつせん)

これが今回紹介する道の名前です。

経由地の記載がある主要地方道レポは久々ですね。

たしかに地図で見ると、この路線に経由地が必要なのがわかります。

めちゃくちゃカーブしてますから。

なんなら最短距離なら国道304号がその役割を担っています。

この県道は金沢と福光から湯涌温泉へ人を導くための路線といっても過言ではないわけです。

現在地点は結構県境に近い位置にあります。

湯涌温泉がそれだけ山深い位置にあるということでもありますが。

ちょっと地図で見てみるなら・・・、

この辺りにいます。

ここから先こそ、僕が気にあるエリア。

それでは見してもらいましょう!

これはもう紛れもなく険道と呼んでいい道でしょう!

10号という番号の若さからは想像もつかない姿です。

白線無しガードレール無し。

素晴らしいお姿です。

小さな橋を越えて進みますが、なんかこの狭さで安定しているように感じます。

急に片側1車線区間が現れるなんてこともなく、長閑にほのぼのと進んでいきます。

採掘場のような場所に出ました。

何がとれるんでしょうね?

道がそれほどやられてなくて良かったです。

過去にはこういうところで恐ろしい目にあってますから

こういうのはめっちゃ怖い。

地面に貯められる水の量を越えてるんじゃないか。

土砂崩れが容易に想像できて怖すぎます。

大丈夫なんだろうな。

梅雨の晴れ間の探索。

こういうのを八雲立つというのでしょうか。

蒸し暑いながらもどこか爽やかさを感じていたのを覚えています。

執筆時は真冬で凍えているので、余計に爽快さを感じてしまいますね。

しかし山の天気は変わりやすいもの。

この探索の天気はものすごい変わっていたようです。

写真に残っているのでわかりやすいですね。

まぁ基本は晴れていましたが。

この道は古くは塩硝の道として知られていました。

いわゆる硝石、つまりは火薬の材料です。

この道は加賀百万石の軍事の重要路線だったわけです。

そしてやはり林道が分かれていました。

こういうところは幹線林道とあんまり変わりはありませんね。

これも行ってみたい林道です。

かなりの山奥ですが、人の営みはあるようです。

常住しているわけではなさそうですけどね。

農業拠点的な感じでしょうか。

農場・・・なのか?

果樹的な感じでしょうかね。

何を栽培してるかまではちょっとわかりませんでした。

桜っぽい木ですけどね。

序盤より道自体は改善されてきている感じがします。

白線もありますし、ガードレールとは言わなくともガードロープは設置されています。

これはあまり見ないパターンですけど、富山県側の方から改善が進んでるんですかね?

この先に注目です。

ここにきてゲートが現れました。

ということは富山側からの改善という道はなさそうです。

この先はやばいよと言ってるようなもんなんですから。

ガードロープがあるだけまだマシか?

まぁこんなところで立ち往生はしたくないので、ありがたいんですが。

そもそもここに突っ込むことはそうそうなさそうですが。

どんなけこの道を飛ばすんだって話ですからね。

そして峠に到着。

名前ありそうなもんですが、特に名前はないようです。

近くには夕霧峠(ゆうぎりとうげ・レポ未)なる素敵な名前の峠もあるんですけどね。

ここは仮称として湯涌峠(ゆわくとうげ)とでも呼んでおきましょう。

そして峠からちょっとずれたところで県境に至りました。

このずれ気になるわぁ。

結構よくあるんですけどね、このパターン。

正直、合わしてほしいA型です。

そしてどうも・・・、

こっからが本番らしい!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

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