第2次岐阜遠征第2弾 旧寒谷橋
まだ続くよ橋シリーズ(笑)
何でこの時期こんなに橋にはまっていたのか。
まぁ家族連れでの移動のついでなので、あまり時間をとるような場所にはいけなかったというのも大きいんでしょう。
しかし実際、よく気になる橋を見つけたのも事実。
今回も偶然の発見です。
まずは見てくれ!
レポスタート!
ここから先は奥いび湖の喫水域に突入していきます。
坂内川(さかうちがわ)が坂内川と呼ばれる最後の流域。
しかし今回の橋は坂内川の橋ではありません。
わかりやすい旧道!!
これが旧道じゃなかったらむしろ詐欺のレベルです。
そしてその奥にもう見えてますね。
あれが見えたから停まったわけですから。
短いながらに味のある旧道。
国道脇でこの状況ってのも珍しいですね。
まぁ雪解け直後ってのが大きいですが。
坂内集落の入り口にふさわしい石碑
夜叉ヶ池(やしゃがいけ)というのは福井県との県境近くにある池です。
ただ実はこの池、福井県と岐阜県のどちらに属するかで問題になっている池でして、岐阜県は1875年の検分結果を主張し、福井県は1909年の検分結果を主張しています。
現状は福井県南越前町に属していますが、見てのとおり岐阜県はまだまだそれを認めていないようです。
ちなみに夜叉ヶ池の伝説は諸説ありますので、googleさん辺りに聞いてもらうといいと思いますよ。
有名どころでも3パターンあるので・・・。
この旧道スペースは看板設置に丁度いいらしく、林立してます。
まぁ集落の入り口ですから、仕方ないのかもしれませんが・・・。
しかしもうそろそろ、看板の股から覗くものに目をむけべば。
良い色になってますね。
良い橋だ!!
こいつは素晴らしい。
素敵な年のとり方をしています。
寒谷橋(さむたにばし)
現道の橋も同名なので、旧寒谷橋と称します。
苔むし具合が素敵過ぎる。
良い味出しています。
河川名は「寒谷」。
いかにも冬の豪雪を想像しやすい名前です。
上流部では河川名に「川」がつかないパターンは稀にありますね。
欄干の苔むし具合が凄い。
湿度が高いということです。
もともと橋なので水気がありますが、それ以上に水分が飽和状態になりやすい立地環境なのでしょう。
なにはともあれ、こういう雰囲気は大好きです。
旧橋から見る新橋。
この光景はどんな小さい橋でもいいものです。
この対比にこそ美を感じます。
この辺りではもう谷という雰囲気はあまりないですね。
しかし上流の険しさは想像できる川の姿です。
短いのになかなかの廃っぷりを見せてくれるこの橋。
この短距離で倒木とは。
なかなか熱い展開です。
抜けた先も廃道状態。
この状態なのに封鎖がないというのは、ある意味珍しいですね。
封鎖が当たり前の昨今ではあまり見なくなりました。
昭和28年3月竣工。
やはり昭和前半の作でしたか。
それにふさわしい風格をしていますもんね。
さむたにはし
やはり濁点なしが土木の基本なんですかね。
というか唱和以前はそれが普通だったとか?
確かにこれだけ立派なコンクリートガーダーなら上があの状態でも封鎖いらないのかも。
いやでもさ、蛇とかいるかもよ。
蜂とかさ・・・。
この状態ですからね
まぁ見る分には大好きですけど、こういう橋。
これが国道わきにあるって立地がまたいいですね。
隠す気0ですから。
渡った先には石碑がありました。
これは・・・関係あるのかもわからないな・・・。
こちらが現地の地図です。
この辺りはお手軽なものから魔境まで様々な物件が取りそろっています。
今回の寒谷橋は一般向け筆頭ですかね。
この辺りのガチ物件、言熟れじっくり取り組みたいところです。
以上、寒谷橋編
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