堀越峠 快走ダート編
ガードレールまで出てこられたら、旧国道だということを余計意識しちゃいます。
前回から突入した京都側は福井側とは違う雰囲気を感じました。
ガードレールの一番大事な場所が毟り取られてる!
これは冬の雪の影響でしょう。
今庄や大野程ではありませんが、この辺りも十分な豪雪地帯。
被害は甚大です。
きんもちいいぃ!!
この辺りのダートは非常に締まっていて、非常に走りやすい。
大きな落石もなく、快走できます。
心なしか道幅も広くなったように感じます。
ここなら普通車同士のすれ違いもできるでしょう。
これまで俄かには信じられなかった、ここが旧国道だという実感がわいた瞬間でした。
こういう切り通し大好物!
切り通しの内側から木が育ってるのとか、ツボを突いてくるな。
小さな尾根をこれでショートカットしています。
探索時は初秋でしたが、まだまだ鮮やかな緑。
非常に癒される光景でした。
ここいいなぁ・・・。
ここで堀越トンネル(現道)を案内する看板が現れました。
現トンネルは峠とは峰を一つ隔てた場所にあるので、それなりに降りてきたことがわかります。
そしてこの看板は明らかに徒歩用の物。
この答えは道の反対側にありました。
棚野坂(たなのさか・レポ未)
こちらは堀越峠よりさらに古い歴史を持つ鯖街道の峠。
京都側は堀越トンネルのあたりで合流することにありますが、福井側は石山坂峠有する福井県道16号との交差点まで戻らされます。
ここを踏破するには、まだ準備が足りません。
下った先には立派なお地蔵様がいらっしゃいました。
もしかしたら、こちらが堀越峠のお地蔵様なのかもしれません。
しっかり手を合わせて旅の安全をお願いします。
京都側は南にあるということもあり、非常に光が多く入る道です。
おかげでこんな白飛び写真を何枚も撮る羽目になりました(汗。
しかし走る分には非常に気持ちがいい。
晴れた日は特に最高です。
綺麗なダブルトラック。
ここに車が今も入っている証拠です。
こういう光景がたまらなくいとおしいですね。
再び小さな切り通し、こういう景色が連続するこの道はやはり街道です。
かつては鯖街道と呼ばれ、京都と若狭を結ぶ最大の難所だったのです。
かつてはオオカミも出たんだとか。
今はもう絶滅した二ホンオオカミ、それをこの道は見てきたんでしょうか。
そういえば京都側ではあまり石垣を見ていません。
石垣は基本的に法面や道の補強に使われることが多いので、それだけ京都側は安定しているということでしょう。
基本的に探索に最も適した日和は曇りです。
暑すぎず寒すぎずというのがその理由ですが、この直後そのもう一つの理由を知ることとなりました。
まっぶしい!!
あぶねぇあぶねぇ・・・。
太陽拳くらって危うく脱輪だよ・・・。
こういう道はどれだけ気持ち良くても注意を怠ってはいけないということを思い出しました。
あぁ危なかった・・・。
さて、気を付けて先へ進もう。
そこで僕はゴールを近く感じるものを目撃しました。
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