第2次三重遠征第1弾 三重県道520号富田停車場線

なんでこの道を探索しようと思ったのかわからない。

いやホントに。
ごく普通の住宅街にある停車場線。
こういう県道は全国数多ありますし、わざわざ探索する意味もない。

いやホント、
なんでここを探索しようと思ったんだろう??

しかしまぁ探索の全てを見せるというのがこのブログのルール。
まぁ肩の力を抜いてご覧ください
ここは三重県道8号の起点周辺。
目の前のありきたりな交差点を右折するのが、三重県道520号。
この交差点が起点となります。

この道実は過去に1度、レポに登場しています。
あえて探索した理由を探すならこの短さくらいか。
しかし京都最短府道を考えれば、これでもまだ長いですしねぇ。
ここまでマイナスイメージばかり書きましたが、やはり道には個性があります。
この道にもちゃんと書くべきことがありました!
中町通りと銘打たれた県道。
しかし寂しい。
雨だから余計寂しい。
しかしこの道、過去には脚光を浴びた道だったのです。
かつての日本の大動脈。

旧東海道

この道はその一部を踏襲しているのです。
具体的には起点から、この先の右折地点まで。
この短い指定区間で、その半分を東海道を踏襲するとはなかなかやりますね。

青が東海道、赤が県道。

この付近で旧東海道が県道となっているのはここだけ。
ある意味稀有な存在です。
東海道と共に突き当りを左へ。
振り返れば見れば、そこにはここのアイデンティティ。
電信柱に右東海道とあります。
こんなどこにでもあるような光景の中に、江戸時代から続く街道が生き続けている。
そう考えれば、こんな道でも輝いて見えてきますね。
東海道は直進しますが、僕はここを右折しなければなりません。
カーブミラーが目印、一応県道ですから。
駅ありますから。
東海道だろうが、住宅街だろうが、あまり景色は変わりません。
そして突き当りには、もう目的地が見えています。
閑散とした駅前。
こちらは貨物駅としての性格が強いようで旅客利用は多くないようですね。

JR富田駅(とみたえき)

JRとの表記しかありませんが、三岐鉄道三岐線(さんぎてつどうさんぎせん)も乗り入れています。
三岐鉄道はもっぱら貨物輸送のようです。
旅客利用は近鉄富田駅が強いので、棲み分けをしてるようですね。
この時は人の姿はありませんでした。
駅付近で気になったものを最後にご紹介・・・
このイギリス積みの煉瓦の壁は何だろう??
明らかに削られてるよね・・・。
調べてみましたが、これという答えは得られませんでした。
ご存知の方いませんかね??

どうですか、普通の県道も調べてみると結構いろいろ出てくるもんです。
あなたの近くの道も掘り下げてみると、とてつもなく古い道なのかもしれませんよ?

以上、三重県道520号富田停車場線編

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