三重遠征第1弾 三重県道8号四日市鈴鹿環状線 四日市脱出編

四日市北部から始まった県道8号もいよいよ、南部に入ってきました。
このミルクロードは四日市南部という印象が強い僕としては、なおその意識が強くなります。
そしてさらにここを直進し南下を続けます。

見慣れたよ、もう。

デカい道を越えたら「しなければならないかのように」必ず狭くなる県道8号。
特に今回はもともとそんな広かったわけでもないだろ!
しかもよく見たら県道側が止まれやないか!!
ただし一回狭くなれば、また広がるのもこの道の特徴。
ちなみにここはちょっとややこしいですが、右が道なりです。
右というか直進というか・・・。
ここもミスルートポイントですね。
独断ですが、全区間通して一番県道らしいと思える区間。
消えかけのはみ出し禁止の黄線や周囲の長閑な雰囲気がそうさせるんでしょうかね。
出身地によって感じ方は変わるかも。
住宅街を過ぎたら次は橋。
テンプレ通りだな、おい。

ただしここでは並木橋と貝家橋という2つの橋を越えていきます。
そしてこの貝家橋を越えているときに、あるものを見つけちゃうわけです・・・。
あの歩道橋を右から帰ってきたわけですが・・・、
それはまた別のレポできっちりと・・・。

ちなみに帰ってきた道も別の県道だったりします。
目的地は県道ではありませんが・・・。

三重県道632号水沢本町采女線

(すいざわほんまちうねめせん・レポ未)

「みずさわ」ではなく「すいざわ」です。
読めるけど初見だと確実に間違える難読地名・・・。
しばらくは鎌谷川(かまたにがわ)に沿って道が続きますが、唐突に左に下ります。
堤防沿いの道も嫌いじゃないんですけどね。

片側1車線あるじゃんと思わせておいて・・・、

やっぱりこうなるのか!

全国の県道にはいわゆる「環状線」と名付けられた道が多くあります。
イメージとしては立派な幹線のイメージも受けるこの「環状線」ですが、多くはこの県道8号のように古くからある街道の一部区間を繋ぎ合わせたツギハギ県道であることが多いのです。
イメージに騙されちゃダメですよ、道も人も中身が大事!!
もともと狭い区間ですが、この先で大きな道に出くわすので交通量が多い。
全体的に県道8号は道幅の割に交通量があるので、撮影に苦労しました。
人様の邪魔にならんよう趣味は全うせにゃなりません。
これがその大きな道。
県道8号からすると始まりの道でもあります。

国道1号

この区間では国道25号も重複中なので、旧1級国道が重複する大幹線です。
新道はここから左に重複し、すぐに独自路線へ進みますが、旧道は直進なのでここはまっすぐ進みましょう。
そしてこの国道1号が四日市市内で出会う最後の国道ということになります。

鈴鹿市(すずかし)

交差点からすぐ先はもう鈴鹿市となります。
四日市と鈴鹿という20万前後の都市を結ぶ県道としては意外なほど穏やかな市境ですね。
実はここから先から終点までは探索日が初走行でした。
しかし鈴鹿に入っても相変わらずな風景でちょっと安心です。
少しずつ道幅が広がってきました。
四日市市内の法則に当てはめれば、今度は橋が出てくるはずです。
鈴鹿でもこの法則は当てはまるのか・・・?
相変わらずグネグネしてます。
これがこの道の基本。
いちいち騒いでたら先へ進めません。
この唐突な狭窄はきてるな・・・。
完全に路地じゃないか・・・。
騒がないと言っときながらやっぱり騒いじゃう人の性・・・。
なんかやたら先が明るいな。
廃道なら崩落ですが、現道なら別なものがあることが想定されます。
それはこの道の法則からも導き出せていたものです。
その前に踏切を渡ります。
こちらも国道1号と共に再登場ですね。

JR関西本線

海岸沿いに南下してきた関西本線はこの辺りから紀伊半島の根元を西進していきます。
非名阪と並ぶのももう少し先ですね。
そしてここで南下をやめるのは、こいつを渡る理由が無いから。

鈴鹿川(すずかがわ)

鈴鹿川水系の本流にあたる一級河川。
河口に近いこの辺りでは川幅もかなり広くなっています。

そしてそこに架かる橋。
あれも県道8号の一部です。

木田橋(きだばし)

丁度、木田橋の袂で国道1号で分かれたバイパス新道が合流します。
しかしこの線形、ここも疑いが残ります。
疑いというか、ここはもう確信に近い。

旧橋あっただろ??

川には何も残されていませんが、旧道と思しき道は残っていました。
この交差点を右折する道がそれにあたります。
この道の付け替え感、十中八九当たりかと・・・。

さて鈴鹿川を越えた県道8号、ここからこの道。
恐ろしい変化を遂げる!!
次回最終編!!

この道往けば act2

福井県を中心とした。酷道、廃道、旧道、峠、隧道の探索ブログ

0コメント

  • 1000 / 1000