第2次紀伊半島遠征 国道25号非名阪 一時の平和編
ついに突入した三重県。
前回の前ふり通り、ちょっとだけ自治体の説明を・・・。
伊賀市(いがし)
意外かもしれませんが、この伊賀市ができたのは比較的最近の出来事。
平成の大合併によって生まれた市です。
合併は6つの市町村が一つになる大規模なものでした。
上野市(うえのし)
阿山郡阿山町(あやまぐんあやまちょう)
同郡伊賀町(いがちょう)
同郡大山田村(おおやまだむら)
同郡島ヶ原村(しまがはらむら)
名賀郡青山町(ながぐんあおやまちょう)
普通、市町村の合併では規模が大きい「市」の名前が新市名になることが圧倒的に多いです。
しかしここでは町名である「伊賀」が採用されています。
これはもともと伊賀町の名前が僭称地名だったというのが大きいと言われています。
(僭称地名とは本来、もっと広い地域を指す地名を市町村名としている地域を指します。福井県では若狭町、越前町、越前市などが当たります)
まぁこの名称問題も一悶着あったようですが・・・。
名張市(なばりし)の離脱なんかもあり、合併はやっぱりなかなかの重労働ですね。
片側1車線!
三重県はやる気だ!!
こいつは復権に期待が持てるぞ!!
奥の交差点を左折すると治田インターチェンジ(はるたインターチェンジ)に至ります。
この辺りは絡みこそしませんが、新旧名阪が仲良く並走している区間となっています。
なんか久しぶりに視界から山が消えた気がする。
ここは伊賀盆地の最西部。
盆地の反対に行きつくまでは、山とはおさらばです。
南に曲がる大き目の交差点は大概インターへのアクセス路です。
白樫インターチェンジ(しらかしインターチェンジ)
だんだん街になってきたな・・・。
時折細くなりますが、なんというか・・・。
街の道の狭さというか(笑)
名阪国道と分岐して直後ぶりの展開になんか嬉しくなります。
いや、景色変わると嬉しいよ、やっぱり。
もともとこの辺りは伊賀市の中でも旧上野市だった地域。
県境からずっと旧上野市です。
もちろんこの辺りは郊外になりますが、それでも住宅街が広がる「市らしい」雰囲気です。
木が避けてる~~~!
こういう場所を通るとき、あまりにも毎回言うので最近嫁に無視され始めてます・・・。
トトロ・・・いいよね・・・。
ここも山添村と道のレベル的には変わらないんですが、視界に山が無いというのは大きい。
それだけで下界に来た気がしますもんね。
ここは市道との交差点。
ここを右折すると、大内インターチェンジ(おおうちインターチェンジ)に至ります。
なんか久しぶりにこんなに車を見たような気が・・・。
この区間ではこの写真のあたりが最狭か・・・。
確かに狭いですが、それほど長くは続きません。
これぞ盆地の風景だなぁ・・・。
海沿いに住んでるとこういう風景に惹かれます。
山に取り囲まれてるこの景色は、僕にとっては異郷の景色に写っています。
片側1車線が復活した道は大野木橋(おおのぎばし)で、木津川(きづがわ)の対岸へ渡ります。
旧橋探したけど見つかりませんでした。
きれいさっぱりなくなっちゃったパターンかな?
国道25号と国道422号の重複区間。
伊賀市内の端っこをぶち抜いていきます。
そして再び現れたドライバー泣かせの青看板。
右:国道25号、国道163号(重複)
直進:国道163号、国道422号(重複)
ここで一番気の毒なのが直進してるだけのはずの国道422号。
おにぎり上だと国道25号に飲み込まれてたのに、急に国道163号に飲み込まれなおされる。
こういう時番号が若いとそれだけでお得ですね。
ちなみに手前の踏切は伊賀鉄道(いがてつどう)。
近鉄伊賀線を引き継いで運営している鉄道です。
この辺りは別の機会に詳しく語る機会がありそうなので、そっとしておきましょう。
伊賀市中心部を進む国道25号。
交通量が多いのも久しぶりなのでなんか気を遣います。
伊賀市役所前を通り抜けて、上野城や松尾芭蕉の生家といった伊賀市の中心を過ぎていきます。
なんかメインストリートじゃないか。
古き良き国道の姿が見れました。
こういう国道いいよね。
そしてここが全線トレースの上では最難関のポイント。
ここは左折が正解
何の前触れもなく。
唐突に。
この唐突さの答えもおそらく名阪国道にあります。
直進は国道163号、つまり先ほどの交差点で重複から離れるわけですが、直進すればそのまま至るのです。
中瀬インターチェンジ(なかせインターチェンジ)
どうせ同じ25号にぶつかるんだからわかりやすい方で案内しとけばいいだろ。
この先考えたら、こっちの道はやめた方がいいだろうし。
そういうことだろ??
要らぬ気遣いは無用!!
俺はこの道を走りたいんだ!
邪魔するな!!
伊賀市街では常になんか別の国道が引っ付いていましたが、ようやく身軽になりました。
ここからは身軽だ!!
この辺りには柘植や服部といった忍者を連想する言葉が並んでいて惹かれます。
こういう神社もなんか隠されてそうじゃないですか?
手裏剣とか刺さってないかな・・・?
そしてここで右に曲がれば、違う意味で始まります。
退屈が(笑)
ここからね・・・、
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